子宮体がんの検査のグレード

非ステロイド系の抗炎症剤:たとえばサルチル酸塩などは現在関節炎にもっとも普通に使われている薬である。 副作用のリスクというのは、たとえ小さなものであっても社会の健康にとっては大きなインパクトを持つのだから、これらの薬の副作用のリスクは、その意味で小さくないことを知るべきだろう。
アスピリンが消化性潰傷を起こす可能性のあることや、十二指腸漬傷にもかかわりがあることは以前から知られている。 消化性潰傷と非アスピリン系である抗炎症剤の関係については、前から議論されてきた。
しかし前述の最近の調査は、抗炎症剤と命にかかわる消化性漬傷との関連を明らかにし、消化性漬傷による死亡の29パーセントは抗炎症剤との関連があるとしている。 抗炎症剤は、臨床的に深刻な病気である消化性潰傷のリスクを、とくに老人では増やしている薬なのだ。
世界中で非ステロイド系の抗炎症剤は、年間20億ドル(約1300億円)売られていて、アメリカだけでも1980年代の1年間の平均で、この薬の処方箋は7000万通以上出されている。 関節炎患者は抗炎症剤の錠剤を1日に20〜24錠使っていて、これを明けても暮れても使い続ける。
抗炎症剤は安全な薬とされているが、FDAの関節炎問題諮問委員会は1988年以降、この薬に関しての表示を改めるよう助言している。 その新しい表示では、抗炎症剤は潰傷、出血、穿孔を起こす危険がある、という注意書きを入れることになっている。
抗炎症剤を使っている人に起きるいちばん大きなリスクは、小腸の壁がなんの症状も起こさずに損傷きれることである。 つまり、なんの警告もなしに重大な結果が起きるわけだ。
実際にそれまでなんの症状もなかった患者が、出血多量で気絶するといったケースが起きている。 胃の病気とか衰弱性の病気のある人や高年齢層の患者は、このような消化器系に起こる副作用の犠牲にいちばんなりやすい人である。
毎年、何千人ものアメリカ人が、抗炎症剤が原因の出血で命を落としている。 そして、健康保険の多額の資金がこれに使われ、労働生産性も失われている。
どんな薬をどの程度使えば副作用が少なくてすむかを確かめるための研究をもっと進めろ、と説く医者が多いのも不思議ではない。 『N』誌の1988年9月1日号は論説で、この療法に対するもっと現実的なアプローチを決めるためのテストの必要を説いていた。

だが、このテスト自体にたいへんな金がかかり、その金は薬の利用者に転嫁される時間も何年間かはかかる。

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